日々思うことをつらつらと


by joe-suzuki

犬を撮ること

そこからストーリーが生まれてくることが大事なんだ。
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Photo by Eriott Erwitt 1966 写真:エリオット・アーウィット

 ライカの使い手として知られる写真家のエリオット・アーウィット。オートフォーカスの無いカメラにも関わらず、彼は犬を随分と撮ってきた。犬はなかなかこちらの言うことを聞いてくれない。難しい被写体だと思うのだが、彼は犬を撮ることに関してこう喋っている。

 「犬はどこにでもいることと、人間と同じ要素を持っているからね。街中に沢山いて、眼についてしまうんだ。それに彼らは、撮られたからといって、何かを要求してこないからね。
ただ犬がいるからだけでは、撮る十分な理由にはならない。上の写真では犬と女性の足とのコントラストに惹かれた。そこからストーリーが生まれてくることが大事なんだ。 」

 足元しか写っていないが、この女性がどんな人物かおよそ想像がつく。しかも50年近くも前に、犬に服を着せていたのは、相当に珍しかったはずだ。

 ライカが苦手とする、近い距離で撮ったこの写真。距離は1m位だろうか。ピントは犬よりも女性の脚だが、犬がこちらを向いた瞬間にシャッターを押している。多くの写真家は、ピントよりも瞬間の構図でシャッターを押していることを忘れないようにしないと。





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by joe-suzuki | 2013-06-10 09:53 | 写真・カメラ