日々思うことをつらつらと


by joe-suzuki

優しい社会

余命10年で犬を飼うのは罪か
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 ある医者が、冒頭のような報告をしていた。感情豊かな犬と生活していると、人間も癒される。特に高齢者の独り暮らしの方にとっては、素晴らしいパートナーになるだろう。

 ところがこうした高齢者が亡くなると、犬の引き取り手がなく、処分のため施設に持ち込まれる数が増えているという。もっともすぐに殺されてしまう訳ではなく、動物保護をしているボランティア団体が一時預かりをし、相応しい里親を探しことも少なくない。

 だが、高齢者の死亡により施設に持ち込まれる犬の数が半端ではないのだそうだ。だから、ボランティア活動をしている人の中には、「なんで高齢で犬を飼うかな」「人間は寂しいのを我慢すればいい」と、心無い発言をする人も少なくない。

 これは、本末転倒だろう。犬が殺されるのも可愛そうだが、人間だって精神的に豊かに暮らしたいのだ。彼らの心をもっと思いやるべきではないか。もちろん愛情を持ってペットと生活している方は、もしもに備えておくことは言うまでもない。高齢者にとって、日本はもっと優しい社会であればいいのに。いつも思うが、日本は弱者にけして優しい国ではない。
 

 ところで、前述の心無い発言をするボランティア活動の方は、牛も豚も食べないのだろうか。ふと思った。


写真は取材で訪れたミラノ。



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by joe-suzuki | 2013-06-24 21:35 | 犬について