日々思うことをつらつらと


by joe-suzuki

バーナード・ショーもベジタリアンだった

結婚をしばしば宝くじに例えるが、それは誤りである。宝くじなら当たることもあるのだから。   バーナード・ショー
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バーナード・ショーは、「シェイクスピア以来の・・」と言われる、ノーベル文学賞を受賞した劇作家だ。代表作の「ピグマリオン」は、映画「マイ・フェラレディ」の原作としてもしられている。

で、「ピグマリオン」はギリシャ神話「ピュグマリオーン」から来たもの。あらすじを引用すると以下の通り。

現実の女性に失望していたピュグマリオーンは、あるとき自ら理想の女性・ガラテアを彫刻した。その像を見ているうちにガラテアが服を着ていないことを恥ずかしいと思い始め、服を彫り入れる。そのうち彼は自らの彫刻に恋をするようになる。さらに彼は食事を用意したり話しかけたりするようになり、それが人間になることを願った。その彫像から離れないようになり次第に衰弱していく姿を見かねたアプロディーテーがその願いを容れて彫像に生命を与え、ピュグマリオーンはそれを妻に迎えた。

バーナード・ショーが戯曲家として成功したのは、40代になってからだ。舞台「ピグマリオン」のヒットで、経済的に潤ったのは、60歳に近くなってからである。

25歳でベジタリアンになっているが、その本当の理由は、肉を買うことができないほどの貧乏だったからとも。だから会食では、出席者が食べ終わった頃にやってきたらしい。

調べてみると、 「金が無いのは諸悪の根元である」 なんて言葉を残しているし、 「あなたが一番影響を受けた本はなんですか」と質問されて、 「銀行の預金通帳だよ」という言葉を残している。

そんなショーも、40歳前に貴族の奥さんを迎え郊外の大きな家に移ったが、豊かになっても奥さんがベジタリアン料理を作っていたようだ。

菜食のお蔭か、年齢よりも若く見え94歳で亡くなっているが、こんな言葉も残っている。

「私は現在85歳だが、これまでと同じように元気に仕事をしている。もうかなり長く生きたので、そろそろ死のうかと思っているのだが、なかなか死ねない。ビーフステーキを食べれば、ひと思いに死ねると思うのだが、私には動物の死体を食べるような趣味はない。私は自分が永遠に生きるのではないかと思うと、空恐ろしい気分になる。これが菜食主義の唯一の欠点である」

それから、こんな言葉も。

「食物を愛するよりも誠実な愛はない。」

彼の警句は本当に面白い。ついでにいくつか紹介してみよう。

パーティである有名な女優に、
「あなたの知性と私の美貌を兼ね備えた子供が生まれたらどんなに素晴らしいかしら」
と求婚されたのに対し、
「あんたの頭と俺の面の子供が生まれたらどうするね」
と応えたという。

「金曜日に結婚すると不幸になるというのは本当でしょうか」
と若い女性に聞かれ、
「どうして金曜日だけが例外であり得るのか?」
とも応えている。

でも、ショーの結婚は、結構幸せだったようだ。

ちなみに、次の名言もバーナード・ショーのもの。

「事実は小説よりも奇なり」

「グラスに入っているワインを見て『ああ、もう半分しか残っていない』と嘆くのが悲観主義者。  『お、まだ半分も残っているじゃないか』と喜ぶのが楽観主義者」

「男はずるがしこい。 女の最初の男であろうとする。 でも、女はもっとずるがしこい。男の最後の女であろうとする」

若い頃は懐が豊かでなくても、話していて面白い人物だったのは間違いない。
長くなりすぎたので、今日はこの位で。







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by joe-suzuki | 2013-07-30 09:31 | 食生活を考える