日々思うことをつらつらと


by joe-suzuki

<   2013年 07月 ( 16 )   > この月の画像一覧

有名なアイリーン・グレイのポートレート。撮られたのは彼女が48歳の時。
f0297680_1851472.jpg

撮影したのは、女性写真家ベレニス・アボットである。彼女のことをちょっと紹介しようと思う。

1898年にアメリカで生まれたアボットは、彫刻を学ぶため1921年、パリの彫刻家エミール・アントワーヌ・ブールデルのもとを訪れ、創作活動を開始する。この時、名前をフランス風の「ベレニス」に変えている。

1923年、マン・レイが写真スタジオのアシスタントとして、写真を全く知らない人物を募集。マン・レイもアボットもアメリカ人ということもあったのか、彼女は暗室作業を手伝う事になる。その2年後アジェの写真を初めて目にし、写真の表現手法に衝撃を受けた彼女は、以後写真をライフワークとする。

1926年、自身のスタジオをパリのリュードバックに開設。短期間ベルリンで写真を学び、27年にはリュクサンブール公園のすぐ北にスタジオを再オープンさせている。

当時のパリ左岸は、名だたる文化人が活動しており、アボットは彼らのポートレートを1929年まで撮影した。アイリーン・グレイのポートレイトは、1926年に撮られている。。

著名な編集者であるシルヴィア・ビーチは『シェイクスピア・アンド・カンパニー』の中で、当時のアボットの事を、マン・レイとともに「民衆の公式肖像写真家、マン・レイやベレニス・アボットがとるということは、撮られる人物が社会的に何者であるかを意味している」と書いている。彼女はそれだけ文化人の間で有名な存在だったのであろう。

1926年、グレイは画廊で開かれたアボットの個展を訪れている。展示には、初期の代表作である、ジェイムス・ジョイス、アンドレ・ジッド、ジャン・コクトーマリー・ローランサンのポートレートがあったという。その後ほどなく、アボットがグレイの写真を撮ったと記録に残っている。

それにしても1878年生まれのアイリーン・グレイの美しいこと。計算すると48歳だ。良家の出身で、サマーセット・モームの小説にも登場する美貌の持ち主だったグレイは、多くの写真を焼き捨てているので、アボットの撮った写真は極めて貴重なものだ。

さて、その後ベレニス・アボットはニューヨークに戻り、アジェのように都市を切り取った写真で大きな評価を得る。また、アジェの写真をまとめて買い取り、MoMAに買い取らせた事を大きく評価する人もいる。ともあれ、歴史に名を残す写真家となった。

だがポートレートを撮る僕は、ベレニスのちょっと懐かしいスタイルの人物写真に惹かれるのである。人物の持つ魅力をシンプルに伝えているからだ。アイリーン・グレイの写真は、そんな一枚ではないだろうか。



■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ 
[PR]
by joe-suzuki | 2013-07-07 18:56 | 写真・カメラ

年に一度、笹に願いを

願いを具体的に表すと実現するという
f0297680_00586.jpg
では、七夕の短冊に願を記すのは、その一つだろうか。
明日、笹を買って飾るのを忘れないようにしないと。
笹の周りは、それだけで空気が澄んでいる気がする。
何か不思議な力があるのかもしれない。








■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ 
[PR]
by joe-suzuki | 2013-07-06 00:00 | 不思議大好き
1776年7月4日、アメリカでは何も起こっていない
f0297680_14214499.jpg


7月4日はアメリカの独立記念日とされている。1776年のこの日、フラデルフィアで独立宣言が採択されたからこの日が独立記念日に選ばれたという。

ところが歴史を調べてみると、この日には何も起こっていない。

1776年6月28日 独立宣言文の草案が大陸会議に提出される。

7月2日 独立決議が採択され、正式の投票が開始される。

7月4日 議長と幹事のみがサイン。
      全員がサインを終えたのは、ずっと後。

 
7月8日 フィラデルフィアの独立会館のバルコニーで、独立宣言文が読み上げられる。

これだと、7月4日よりも、2日や8日が相応しいように思える。では何故7月4日が独立記念日になったのか。占星術を研究するデイヴィッド・オーヴァソンによると、この日はお日柄がよいのだそうだ。

7月4日は、太陽とシリウスが重なっていたのである。このシリウスという星が、アメリカに多くの影響を与えているらしい。シリウスとは、エジプトだと顔が犬で体が人間の姿をした神だ。

7月2日でも、二つの星は11分とかなり近づている。この日を独立記念日として良かっただろう。それでも二つの星が重なり、より強い影響力を及ぼす日を選んだのは、僕らが知らない星の及ぼす影響があったのだろう。この後アメリカは独立したイギリスよりも繁栄し、世界を牛耳ることになる。

現代の日本では、普段の生活で暦に拘っていると少し馬鹿にされるが、歴史の裏側ではこうした星の運行で多くが決まっているのだ。本当に世界を牛耳っている奴は、得意になってその秘密を語ることはない。



写真は2008年に訪れた時のもの。





■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ 
[PR]
by joe-suzuki | 2013-07-04 14:35 | 不思議大好き

只今、支度中

今日は仕事で5年ぶりに多摩川を越えた
f0297680_22262776.jpg


輸入家具を中心に書いていると、インタビュー相手の多くは外国人。取材依頼も、海外に行ってくれというのが殆どだ。依頼主は大使館やメーカーが多く、相応しい雑誌社に僕が企画を持ち込むことが多い。そんな訳で、仕事で山手線の中から出るのは、ここ数年は海外以外はなかった。断っておくが、僕は国内の家具についても書くし、普通のコラムも書く。だがカタカナの名前がインターナショナルな印象を与えるのだろうか。地方取材の依頼は、来なかった。

ところが本日、よく執筆している雑誌の取材で藤沢まででかけたのだ。電車で片道2時間。ちょっとした遠足気分である。

予定よりも早めに仕事が終わったので、遠足気分のついでに、一人で近くの蕎麦の名店、ひら井に向かった。仲のよい兄弟がやっている、ミシュランの一つ星に輝いた店である。

だが、星をとってからは、訪れてもいつもは入れずじまい。ランチは3時までのはずが、今日も1時前に支度中と出ていた。一気にしぼむ楽しい遠足気分・・・

慣れない僕はテンションが上がっていたが、「支度中」の札は色々と教えてくれたように思う。ああ、いい年齢して恥ずかしい・・・・・。もちろん仕事慣れした編集者やカメラマンは、僕に付き合わず、次の現場へと向かっいったものです。

でも僕は人生を楽しみたいんだよなぁ。たとえ小さなことでも。




■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
[PR]
by joe-suzuki | 2013-07-03 22:30 | 日々のあれこれ
オーラがスゴイですね!
f0297680_1345956.jpg

 先日、馴染の蕎麦屋に出かけたら、席に座る前に隣の席のオジサマに、そう声を掛けられた。レセプションの流れで仕事の関係者と一緒だったうえ、その人は僕と入れ変わりに帰って行ったのだが、「胸のあたりから、スゴイオーラが出ていると教えてくれた。

 実は、よく「オーラがスゴイ」とか、パーティ会場に居合わせただけで、僕の存在を感じると言われるのだが、一体どのように見えたり感じたりするのだろう。自分のことは見えないのが本当に残念だ。

 ところで、先のオーラが見えるオジサマ、店の方が説明するところによると、なかなか占いが当たる方だそうです。彼には僕がどのように見えるのか。で、それは一体何を意味するのか、今度お会いすることがあれば、お伺いしたいものです。縁があれば、またお会いすることでしょうし。



■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
[PR]
by joe-suzuki | 2013-07-02 13:06 | 不思議大好き
家具デザイナーの小林幹也さんデザインとトークイベントを開催します
f0297680_2083925.jpg

日時、7月5日(金)17:00~19:00
場所 OZONE会議室 8階 (無料)

小林さんはカリモクのHARUや、+dのUkihashiで知られる、注目の若手デザイナーです。

イベントでは、 映画番組の『アクターズスタジオ』のように、どんな家庭で生まれ、育ち、何故デザイナーを目指すようになったのか、転機など、彼の魅力を様々な角度から掘り下げてみようと思っています。トークの後は、小林さんを囲んで、簡単な懇親の場も設ける予定ですので、多くの方にご参加頂けたら嬉しいものです。申し込みは、以下のリンクから。


申し込み


会場でお会いできたら幸いです。




■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
[PR]
by joe-suzuki | 2013-07-01 20:09 | About Joe